「初夏のフルーツ酢」で、肌や目を健やかに

旬の野菜や果物は、鮮度がよいだけでなく、栄養価も高いと言われています。香りや旨味も豊富で味が濃く感じられるのも特徴的。そこで「ベジフル酢」では、旬の野菜や果物を使った簡単でリピートしたくなるお酢料理を、お酢健マスコット、お酢の「すーちゃん」が紹介します!


第6回目は「初夏のフルーツ(キウイフルーツ・ブルーベリー)」です。

フルーツは、毎日取りたい食材のひとつ。店頭にはいつも旬のものが並び、香りに惹きつけられます。

キウイフルーツは産毛がびっしり生えているものを選び、まだ少しかたいかなという未熟なキウイは、常温で保存するのがオススメ。なるべく早く食べたいというときには、りんごやバナナなどのフルーツと一緒にビニール袋に入れて保存しておくと、追熟が進んでやわらかくなります。甘い香りがして、ほどよい弾力が出たら食べごろです。

ブルーベリーは、国産品が6月から8月にかけて出回ります。実が大粒で平たい形のものを選びましょう。黒っぽい色に近くなるほど熟しているサイン。表面の白い粉は「ブルーム」と呼ばれる果実から分泌される成分で、新鮮であることを示しています。

キウイフルーツは、ビタミンCの含有量がピカイチ! その量はレモンやいちごをしのぐほどといわれます。抗酸化力の高いビタミンEも多く、お肌にうれしい成分がいっぱい。独特の酸味はクエン酸やリンゴ酸によるもので、疲労回復に一役かいます。果肉が緑色のものが一般的ですが、最近では黄色い果肉で甘みが強めの「ゴールドキウイ」も見られます。

ブルーベリーの深い紫色は、ぶどうや紫キャベツと同様、アントシアニンという色素成分によるもの。アントシアニンは、抗酸化作用の高いポリフェノールのひとつで、目の働きを高める効果があるといわれています。テレワークの多い昨今、パソコンと向き合う時間も増えて目が疲れがち。働くみなさんに、ぜひ取り入れてほしい食材です。

毎日の大さじ1杯の食酢が内臓脂肪を減少させたり、食事中の大さじ1杯のお酢で食後の血糖値上昇の緩和させることなどが証明されています。とはいえ、毎日欠かさずとるのは結構大変。そこで活躍するのが「フルーツ酢」です。旬の果物を漬けることで、果物の風味が加わり、飲みやすくなります。お酢が果物や砂糖による血糖値の上昇を抑えてくれるので、体にもやさしい組み合わせです。おいしく気軽に、お酢を摂る機会を増やしていきましょう!


「初夏のフルーツ酢」

材料(2人分)

①キウイ酢の作り方

  • キウイ……2個
  • 砂糖……100g
  • 穀物酢(好みの酢で)……200ml

作り方

1 キウイは皮をむき、1cmほどの輪切りにします。
2 清潔な瓶にすべての材料を入れてふたをし、時々瓶を振って混ぜながら、5〜7日経てば完成です。

②ブルーベリー酢の作り方

  • ブルーベリー……100g
  • 砂糖……100g
  • 穀物酢(好みの酢で)……200ml

作り方

1 ブルーベリーは洗ってペーパータオルなどでしっかり水けをとります。
2 清潔な瓶にすべての材料を入れてふたをし、時々瓶を振って混ぜながら、5〜7日経てば完成です。

旬のフルーツは、香りが抜群なんで酢〜!


甘酸っぱいシャーベットで暑い夏を乗り切る!

蒸し暑い日は、すっきりさっぱりのフルーツ酢シャーベットをぜひ。フルーツ酢に4倍量の水を加えて希釈し、実も加えて金属製のバッドに薄く広げるようにして入れます。冷凍庫に入れて2〜3時間、ときどきフォークなどで表面の氷をかいて崩しながらシャーベット状にし、冷やし固めます。甘酸っぱい味わいなので、酸っぱいのが苦手な方でもさっぱり食べられます。

蒸し暑さを吹き飛ば酢おいしさ〜!


取り方いろいろ。自然の色と香りに癒される!

漬けるお酢は、リンゴ酢や穀物酢など、お好みのものでOK。漬けている間に果実の風味が酢に浸透し、自然な色がついてきます。フルーツ酢は1週間ほど漬けるのが一般的ですが、キウイ酢は3日ほどで味がなじみ香りもつくので、味見して頃合いをはかりましょう。

酢がきつく感じられる場合は、水割りや炭酸割りにすると飲みやすいです。フルーツ酢大さじ1に対して4〜5倍の水(または炭酸)が希釈割合の目安。
キウイ酢は特に香り立ちがよく、ドレッシングやすし酢のベースにも重宝します。ピンク色が美しいブルーベリー酢は、牛乳で割ったりヨーグルトと合わせてスムージーにすると、朝のさわやかなお目覚めドリンクになります。

参考:
文部科学省:日本食品標準成分表 2015年版(七訂)
株式会社エクスナレッジ:吉田企世子監修 旬の野菜の栄養事典

文/須永久美
イラスト/鳥居 志帆
監修/おいしい健康 管理栄養士

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