スープ画像。朝ごはんできちんとした毎日に

この冬は朝スープにお酢をちょい足し! 生活リズムを整えよう

休日に起きる時間や寝る時間が遅くなると、そのあとに調子が戻らなくて困ったりしませんか? そんな時には、朝ごはんをしっかり食べて生活リズムを整えましょう。今回は、食欲がない朝でも食べやすい、お酢を使ったスープレシピをご紹介します。

簡単だから毎日続けられる! お酢+スープの朝ごはん

休日の不摂生で狂ってしまった生活リズムは、朝ごはんを食べることで整えることができます。

寝ている間に汗をかいて体は脱水ぎみに。朝起きたら水分を摂りましょう。朝は体温が下がっているので、温かいものが◎。温かいものを体内に取り入れると体温が上がり、身体が目覚めます。そこで、スープがおすすめ。さらに、お酢をちょい足しすれば食欲のない朝にもピッタリです。お酢は胃を刺激し、腸を目覚めさせてくれます。また、お酢の酸味で唾液の分泌が促されて、消化吸収を助けるはたらきも。

そこで、生活リズムを戻すために慌ただしい朝でもサッと食べられる、市販のスープを使ったちょい足しレシピと、アレンジが楽しめる本格スープレシピをご紹介します。

お酢入りコーンポタージュ&黒酢入りトマトスープの作り方

まずは市販のスープにお酢をちょい足しして、体の調子を整えていきましょう。

イメージ_コーンポタージュとトマトスープ

お酢入りコーンポタージュ

材料

  • 市販のコーンポタージュ(レトルトパウチタイプ)……150g
  • 穀物酢……大さじ1(15g)
  • オリーブ油……小さじ1/2(2g)
  • パセリ(タイムなどでも)……少々

作り方

  1. コーンスープをパッケージの表示時間通りに電子レンジまたは鍋で温め、器に盛り付けます。お好みでオリーブ油を垂らし、パセリを散らします。
  2. 食べる直前に穀物酢を加え、かき混ぜます。

栄養価 ※1人分

  • エネルギー 151kcal
  • たんぱく質 3.0g
  • 脂質 9.2g
  • 炭水化物 13.3g
  • 食物繊維  0.0g
  • 食塩相当量 1.1g
イメージ写真_コーンポタージュにお酢を入れる

まろやかなコーンポタージュに穀物酢を加えることで、さっぱりとした口当たりになり、コーンポタージュのこってり感が苦手という方にも食べやすくなります。オリーブ油をごま油に代えると中華風に。気分に合わせてお好みのオイルやハーブをプラスしてみてくださいね。

黒酢入りトマトスープ

材料

  • 市販のトマトスープ(ミネストローネ レトルトパウチタイプ)……150g
  • 黒酢……大さじ1(15g)

作り方

  1. トマトスープをパッケージの表示時間通りに電子レンジまたは鍋で温め、器に盛り付けます。
  2. 食べる直前に黒酢を加え、かき混ぜます。

栄養価 ※1人分

  • エネルギー 74kcal
  • たんぱく質 2.1g
  • 脂質  1.7g
  • 炭水化物 12.9g
  • 食物繊維  1.1g
  • 食塩相当量 1.2g
イメージ写真_トマトスープにお酢を入れる

トマトスープの酸味と黒酢のコクがマッチして深い味わいになり、食べ応えがアップ。ごま油を加えれば中華風に、ごはんと粉チーズを加えて混ぜればリゾット風にも。黒酢独特の風味が苦手な人は穀物酢や米酢にするのもおすすめです。酸味が気になる場合は、お好みではちみつを加えてもOK!

おやすみの日は気分を変えて、台湾の朝食の定番「シェントウジャン」を味わおう

さらにバリエーションを楽しみたい方や、週末ちょっとゆっくりできる朝には、人気の台湾の朝食の定番「シェントウジャン」を作ってみてはいかが? アレンジもいろいろできるので、おいしい発見がいっぱいです!

イメージ写真_シェントウジャン

シェントウジャン(レシピ:料理研究家・重信初江)

材料 ※1人分

  • 無調整豆乳……200ml
  • ザーサイ(味つき)のみじん切り……大さじ1(6〜7g)
  • 小ねぎの小口切り……大さじ1(5g)
  • 桜えび(乾燥)……ひとつまみ(3〜4g)
  • 黒酢……大さじ1/2(7.5g)
  • しょうゆ……小さじ1/2(3g)
  • お好みでごま油……小さじ1/3(2g)

作り方

  1. 器に豆乳以外の材料を入れます。
  2. 小鍋に豆乳を温め、沸騰手前に火を止めます。
  3. 1の器に注ぎ、軽く混ぜて2〜3分おきます。

栄養価 ※1人分

  • エネルギー 126kcal
  • たんぱく質  10.5g
  • 脂質  5.5g
  • 炭水化物 7.7g
  • 食物繊維  0.8g
  • 食塩相当量 1.4g
イメージ写真_シェントウジャンに黒酢ソースを入れるシーン

揚げパンを浸して食べるのが本場の食べ方ですが、トーストなどお好みのパンはもちろん、ごはんを入れておじや風にしてもおいしくいただけます。食欲のない時にはうどんを入れるのもおすすめ。お好みでラー油をプラスしてピリ辛にしたり、香草(パクチー)を加えれば、より本格的な味を楽しめます。

また、ザーサイの代わりにきゅうりの漬物を入れたり、厚揚げを入れてボリュームアップさせてもOK。味噌を足して和食風、ナンプラーを足してエスニック風など、いろいろなアレンジにトライしてみてください。

黒酢と豆乳の台湾朝ごはん 「シェントウジャン」の作り方(料理研究家 重信初江さんインタビュー)

朝ごはんの習慣で、生活のリズムを整えることができます。今年の冬は、温かいスープにお酢をプラスして、気持ち良く1日をスタートさせましょう!

監修/おいしい健康 管理栄養士