ご存知でしたか?「酢の力®️」

カラダを思いやる、お酢はやさしい調味料です。お酢には、私達が毎日元気に過ごすために役立つチカラ「肥満気味の方の内臓脂肪の減少, 高めの血圧の低下, 食後の血糖値上昇を緩やかに」が秘められています。そのチカラをご紹介します。

①肥満気味(※1)の方の内臓脂肪の減少

みなさん、内臓脂肪って知っていますか?体の中にある 内臓の周りにつく脂肪のことです。これが溜まると、高血糖や高血圧などを引き起こし、最近、いろんなところで耳にするメタボリックシンドロームにつながるんですね。お酢には毎日継続的にとることで肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる働きがあることが、科学的に証明されました 。同時に、体重 、BMI(※2)、血中中性脂肪及び腹囲を下げる作用があることも確認されました。さぁ、お酢で健康的な体を目指しませんか。

(※1)日本肥満学会では、BMI が25以上30未満を肥満(1度)と定 めています。ここでは肥満(1度)を肥満気味と表現しました。
(※2)Body Mass Index の略。体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で 算出される肥満度を表す指数のこと。

グラフは「Vinegar intake reduces body weight, body fat mass, and serum triglyceride levels in obese Japanese subjects」(Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry73(8):1837-1843 2009)より作成 (対象者104名のデータにて)

【試験の概要】 肥満気味(BMI:25-30kg/m²)で平均血中中性脂肪が155.5mg/dl(正常値は150mg/dl未満)の成人男女に酸度5%の食酢約15ml(酢酸750mg)を含む飲料、または、含まないプラセボ飲料(食酢の代わりに乳酸で味を似せた比較用の飲料)を1日1本(500ml)、朝晩2回に分けて12週間毎日続けて摂取してもらったところ、食酢を含む飲料をとった多くの方で内臓脂肪、体重、腹囲、BMI、血中中性脂肪が減少しました。12週間摂取後の平均減少率は、内臓脂肪:4.9%、体重:1.6%、腹囲:1.5%、BMI:1.5%、血中中性脂肪:18.2%でした。【論文発表:2009年】

②高めの血圧の低下

昔から、言い伝えや個人の体験談などでは、「お酢を食事に取り入れることで、高めの血圧を下げる効果がある」と言われてきました。お酢と血圧の関係についても研究が進められ、その効果は言い伝えや体験談だけでなく、科学的にも証明されています。高めの血圧が気になったら、「いつもよりも少しだけお酢をプラス」した食生活をはじめてみませんか。

「食酢配合飲料の正常高値血圧者および軽症高血圧者に対する降圧効果」(健康・栄養食品研究 6(1):51-68 2003)より作成(対象者64名 のデータにて)

【試験の概要】 血圧が高め(最高血圧:130-159mmHg、最低血圧:85-99mmHg)の成人男女に酸度5%の食酢約15ml(酢酸750mg)を含む飲料、または、含まないプラセボ飲料(食酢の代わりに乳酸で味を似せた比較用の飲料) を1日1本(100ml)、10週間毎朝続けて摂取してもらったところ、食酢を含む飲料をとった多くの方で血圧は低下しました。10週間摂取後の平均低下率は、最高血圧で6.5 %、最低血圧で8.0 %でした。
【論文発表:2003年】

③食後の血糖値上昇を緩やかに

お酢には食後の血糖値上昇を緩やかにする効果がある(※)という論文が報告されています。
血糖値とは血液中のブドウ糖濃度を測定したもので、空腹時には低下し、食後には上昇します。
急激な血糖値上昇が繰り返されると、糖尿病につながる恐れがあります。

※ 食後の血糖値上昇抑制効果については、食事と一緒に約15mlのお酢を摂った結果です。

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④疲労感軽減

お酢には5~6METs相当の運動後に感じられる身体的疲労感の自覚の軽減に効果があるという論文が報告されています。

【試験の概要】 以下グラフは7日間にわたり酢酸が666mg含まれる試験飲料を摂取した後、5~6METs(50分間の連続した自転車こぎ)相当の運動課題実施後の身体的疲労感の自覚に及ぼす影響を表しています。試験飲料(酢酸が666mg含まれる)とプラセボ飲料(酢酸が54.8mgしか含まれない)の効果を比較すると、「身体的疲労感」は、運動30分後および就寝時に7日間にわたり毎日酢酸666mgを摂取した群では有意に軽減されていました。つまり、7日間にわたり、毎日酢酸を666mg摂取することで、5~6METs相当の運動後に感じられる身体的疲労感の自覚が軽減される結果となりました。

※機能性関与成分の評価に採用した論文が1報であったため、その論文の結果を提示しています。
※最終製品を用いた試験結果ではありません。

情報提供:株式会社 Mizkan

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