#歴史
お酢はヨーグルトや納豆の仲間
家庭で使われているお酢の多くは「醸造酢」。米、麦、コーン、果物、野菜、さとうきび、はちみつなど、自然の恵みを原材料としています。「醸造」という言葉が示すように、微生物の“発酵作用”を用いてつくられています。ビールやワイン、みそやしょうゆなども同じく醸造でつくられていますよね。
微生物の発酵作用を使った食品としては、チーズ、ヨーグルト、納豆があげられます。これらは「発酵食品」としてよく知られていますが、実はお酢も発酵食品の仲間。あの酸っぱい味は、自然の賜物なのです。
発酵でお酒がお酢に変身!
一般的な米酢を例に、お酢の製造方法を紹介していきます。 お酢は大きく4つの工程を経てつくられています。
最初にお酒をつくるために発酵させ、次はお酒からお酢に変えるために発酵させ、熟成期間を経て出荷されるという、手間暇かけた製法になっています。それでは、工程を1つずつ詳しくみていきましょう。
STEP1 お酒をつくる
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