須田亜香里(すだ あかり)
1991年10月31日生まれ。愛知県出身。2009年11月にSKE48第3期生としてメンバーに加入。SKE48チームEリーダーを務めた。2016年・2017年の選抜総選挙では2年連続「神セブン」に選ばれ、2018年には遂に2位の座を獲得。握手会での神対応が話題で「握手会の女王」とも呼ばれている。SKE48を2022年秋に卒業し、現在はテレビやラジオ、新聞連載等、多方面で活躍中
気分をすっきりさせたいときはお酢ドリンクをチャージ
元SKE48メンバーであり、卒業後はテレビやラジオ等でコメンテーター、MC、アーティストとして活躍の幅を広げる須田さん。子どもの頃からお酢が大好きだったそうだが、お酢が好きになったきっかけは?
子どもの頃は自分がお酢好きだと思ったことがなくて、意識するようになったのは、酢豚とかお酢を使った料理を食べたときですかね。母がすごく料理が上手なのでお酢を使ったいろんな料理を出してくれていたんです。特に南蛮漬けが好きでした。当時はお魚があまり得意じゃなかったんですけど、ガツっとした揚げ物は好きだったので、魚をフライにしてシャキシャキの野菜と一緒にさっぱりと食べられる南蛮漬けはお気に入りだったのを覚えています。
昔「お酢を飲むと体が柔らかくなるらしい」みたいな都市伝説があったじゃないですか(笑)。子どもの頃から体が柔らかくてバレエも習っていたので、親戚やバレエ団のメンバーたちから「いっぱいお酢を飲んでいるの?」と聞かれたりもしましたね。
現在はどんな場面でお酢をとることが多いのでしょうか。
疲れが溜まっていたり、気合いを入れたいときや気分をすっきりさせたいときにリンゴ酢を炭酸水で割って飲んでいます。
SKE48の活動をしていた当時はロケ弁が続くことが多くて栄養が偏りがちになるので、「何かプラスアルファで自分にできることはないかな?」と思い、お酢ドリンクを飲み始めました。空腹時に身体に入れるものって一番吸収されるものだからすごく大事じゃないですか。だから、お酢ドリンクを飲むことで体を活性化させられるかなと思ってトライしていました。
お酢はいろいろ試してみましたが、酸味と甘味のバランスがほどよいリンゴ酢が好みです。
夜ごはんを食べるほどじゃないけど何か栄養をチャージしたい時にもお酢ドリンクを飲んでいます。
お酢はご自宅にも常備していて料理に使っているという須田さん。よく作るメニューは?
キャロットラペとかサラダに使ったり、ピクルスにしたり、野菜を取りたいときにお酢を使うことも多いです。冷蔵庫にあるドレッシングの賞味期限が切れているけどどうしてもサラダが食べたいときにも、ネットでいろいろレシピを調べて自家製ドレッシングを作ったりしています。
今後チャレンジしてみたいお酢を使った料理は?
自分で酢豚を作れるようになりたいですね。パイナップル入りの酢豚が好きなのでぜひトライしてみたいです。あとは、自家製タルタルソースのチキン南蛮もいいですね!
あと、母は鶏肉が苦手だったので、実家では鶏肉料理が出たことがなかったのですが、高校生になって外食をするようになって初めて鶏の唐揚げを食べたらハマっちゃって。甘酢ダレがかかった油淋鶏も大好きなので自分でも作れるようになりたいです。
家族みんなの「マイぽん酢」があるほど、地元でお酢は身近な存在
愛知県出身の須田さん。地元でお酢は身近な存在なのでしょうか?
地元にはお酢を製造する企業があるので、スーパーにもお酢は多いですし、地元企業を応援したいという気持ちでつい手に取ってしまいますね。
雑誌の企画で地元のお酢ミュージアムに伺ったのですが、お酢の作り方や歴史を学べただけでなく、オリジナルパッケージの「マイぽん酢」を作ったのがとても楽しかったです。
ちょうど同じくらいのタイミングで父も会社の研修でお酢ミュージアムに行ったらしく、私と父の「マイぽん酢」を実家のキッチンに並べて飾っていたら、母が羨ましがって友人を誘って行っていました(笑)。今、実家にはそれぞれの「マイぽん酢」の空き瓶が飾られています。
普段から食生活にお酢を取り入れている須田さんだが、元SKEやAKBのメンバー、芸能界のご友人とのお酢エピソードは?
SKE48のメンバーは辛いもの好きが多くて、中華料理屋さんに行くと酸辣湯麺のような酸っぱ辛いものを食べる人が多かった気がしますね。
餃子を酢こしょうで食べるのに目覚めたのは、元AKB48メンバーの横山由依ちゃんがきっかけ。由依ちゃんから「餃子は酢こしょうで食べるのが好き」っていうのを聞いて、やってみたら衝撃的な美味しさでハマりました!
お酢が素材の美味しさを引き出し、食事の楽しさが広がる!
BS松竹東急『お酢きびと』の番組収録では、さまざまなジャンルのお酢料理を食べてきた須田さん。印象に残っている料理は?
どのお店の料理も美味しくて、お酢の良さを知ることができてとても勉強になりました。その中でも特にフレンチレストラン『日本橋・ドミナス』で食べた「ダブルコンソメスープ」と「もも肉のコンフィ」は絶品でしたね。本場のコンソメスープにはお酢が入っているということを初めて知ってびっくりしました。お酢がここまで素材の美味しさを引き出せると思っていなかったですし、ワインとのペアリングなどでも料理のさまざまな表情が楽しめて、使い方次第で主役にも脇役にもなれる万能な調味料だなと改めて実感しました。
「ドリンク」としてお酢をとることが多いという須田さん。最後に初心者におすすめのお酢のとり方を伺いました。
お酢があまり得意ではない方には、お酒代わりにお酢ドリンクをとり入れてみるのが手軽でいいかもしれません。
ほどよい酸味が料理とペアリングしやすいですし、食前酒の代わりにもおすすめです。
私もスカッとしたいけどお酒の気分でもないというときにも、お酢ドリンクを飲んでいます。甘いお酒は苦手なので自然な甘みでちょうどいいんです。
友だちにもお酒が飲めない人が結構多いのですが、ホームパーティーのときにお酢を炭酸水で割った「お酢パークリング」を飲むのもおしゃれですよ。お酢の種類によっても味が変わって食事の楽しさが広がるのでぜひ試してみてほしいですね。
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撮影/梁瀬写真事務所
文/金井さと子
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