お酢健インタビューvol.09 まいこホリスティックスキンクリニック院長
山﨑まいこ先生<お酢好き・お酢の活用法>

肌のお悩みに、腸内環境やこころの状態に着目した「ホリスティック医療」でアプローチする、まいこホリスティックスキンクリニック院長の山﨑まいこ先生。「お酢好き」でも知られるまいこ先生に、そのきっかけや好きなお酢料理、元気の秘訣などについてお話をうかがいました。

Q1 まいこ先生は「お酢好き」だそうですが、そのきっかけについて教えてください。

「私はもともと、からだはいたって丈夫で病気もせず、とても元気なほうなんですが、やはり日々、仕事の終わりなどに疲労は感じるんですね。からだが疲れるとだいたい、お酢料理を食べたくなるんです。外食などが続いたときにも、無性にお酢料理が食べたくなります。お酢料理を食べると元気が出る気がするんですね。

以前、一人暮らしをしていて、自炊をしていたときには、お酢を使ったレシピ集なども持っていて、毎日、お酢料理を作っていました。今もいただきものとして、よくお酢をいただくので、時間のあるときにはお酢料理を作って食べていますね」

Q2 お気に入りのお酢料理はありますか。

「私の場合、お酢料理はどちらかというとメイン料理より副菜として作ります。季節の野菜を使って酢の物を作ることが多いですね。たとえば、最近つくったのは『トマトとオクラ、みょうがの酢の物』。長芋やおかわかめなどの海藻類もよく入れます。以前はお酢を使って、ピクルスなども作り置きしていました」

Q3 料理によってどんなふうにお酢を使い分けていらっしゃいますか。

「かつては、ワインビネガーやバルサミコ酢、黒酢などいろいろな種類のお酢をキッチンに常備して料理に使っていましたが、最近おもに使っているのは黒酢と玄米酢、りんご酢ですね。黒酢はおもにスープ類に入れると風味を味わうことができておすすめです。玄米酢やりんご酢は酢の物に使うことが多いですね。

わが家に砂糖は置いてないので、酢の物もたいてい、だしと醤油だけで味つけしています。だしが効いていれば、三杯酢のように砂糖を入れないでも、まろやかでおいしくなります。あとはお味噌汁にも酢を入れてよくいただきますが、慣れてしまえばおいしいですよ」

Q4 お酢はインナーケアでどんな期待ができますか?

「お酢を料理にとり入れることで、まず食欲増進効果がありますね。唾液量が増えることで消化・吸収の手助けをする効果も期待できます。消化・吸収を手助けすることで、腸内環境にも良い影響が与えられ、例えば便秘の解消にもつながりやすくなると考えられます。また、副菜として野菜を使ったお酢料理を食事の最初に食べるようにすれば、血糖値の急激な上昇を抑える効果があります」

Q5 まいこ先生が日々、元気でいるために心がけていることは何ですか。

「クリニックでも、患者さんのそれぞれの生活スタイルに応じて、ストレスにならず、持続可能で実現可能であることを重視しながら、オーダーメイドな治療を心がけているんですが、『がんばりすぎない』ことはとても大事です。

たとえば、健康のためにオーガニックにこだわった良質な食事をしていたとしても、それをイライラしながら義務的に食べてしまうと、消化・吸収はあまりよくないわけです。普段の食事にちょっとお酢を加えるだけでも、手軽においしくて消化・吸収を助けるような食事はできます。何事もバランス、そして中庸が大事です。

いま感じているストレスも思考の変換によってとらえ方が変われば、それほどストレスではなくなったりしますよね。すべては考え方次第。食事も生活もがんばりすぎず、自分自身の心地よさをまず大事にすることが、こころもからだも元気でいられる秘訣かもしれません」

撮影/小野綾子
取材・文/石川美香子

まいこホリスティックスキンクリニック院長 山﨑まいこ先生

滋賀医科大学卒業後、大阪市立総合医療センターで臨床研修を行い、大阪市立大学附属病院形成外科、大阪市内の皮膚科常勤医師、大阪市内美容皮膚科院長を経て、2017年代官山にまいこホリスティックスキンクリニックを開院。米国Nutrition Therapy Institute日本校卒業。
日本皮膚科学会/日本形成外科学会/日本美容皮膚科学会/日本レーザー医学会/アンチエイジング学会指導士/米国NTI認定栄養コンサルタント/点滴療法研究会所属

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