イメージ画像_世界のうまずっぱい料理_オセアニア編

世界のうまずっぱい料理|オセアニア編

新しいおいしさに出会う「世界のうまずっぱい料理」オセアニア編のご紹介です。お酢を使った「オセアニア、オーストラリア連邦の郷土料理」をおたのしみください。

オーストラリア連邦|フィッシュ&チップス

イメージ写真_世界のうまずっぱい料理_オーストラリア連邦_街並みと地図

テキスト画像_オーストラリア連邦と料理名
料理写真_フィッシュ&チップス_上から撮った写真

太平洋とインド洋に囲まれたオーストラリア大陸は、19世紀に全土がイギリスの植民地となり、以来イギリスの食文化の影響を強く受けてきました。

1860年代にロンドンで誕生したフィッシュ&チップスは、労働者階級の間で人気を呼び、今ではオーストラリアでもポピュラーな料理。カリっと揚げた白身魚とポテトのフライが腹持ちよくておいしく、1回分の食事にもなります。

フィッシュ&チップスの起源は、スペインやポルトガルの魚フライ「ペスカド・フリット」(またはそれを酢に漬けた「エスカベッシュ」)であったとされます。酢は魚フライの脂っこさを和らげ、風味を向上させます。1800年代のイギリスでは安価だったモルトビネガーが選ばれ、今でもフィッシュ&チップスには欠かせません。

イギリスではタラやカレイをフライにするのに対し、オーストラリアでは太平洋のマゴチやスズキ目のバラマンディ、深海に棲むタラの一種などを用います。また、生地にビールをよく使うのも特徴的です。

料理写真_フィッシュ&チップス_横から撮った写真
テキスト画像_材料(2人分)
  • 小麦粉……80g
  • 塩……少々
  • 黒こしょう……少々
  • ラガービール……160ml
  • 植物油……適量
  • 冷凍フライドポテト……適量
  • 白身魚……300g(2枚)(皮をはいでおく)

  • レモン……1/2個(カットする)
  • モルトビネガー……適量
  • タルタルソース……適量(お好みで)
テキスト画像_作り方

テキスト画像_料理工程01

調理工程01_ボウルに小麦粉・塩・黒こしょうを入れて混ぜる

衣を作る。ボウルに小麦粉、塩、黒こしょうを入れて混ぜ、中央に穴をあける。

テキスト画像_料理工程02

調理工程02_中央にラガービールを注ぎ、混ぜ合わせながら泡立てる

[1]の中央にラガービールをゆっくりと注ぎ、混ぜ合わせながら泡立てる。細かいダマを取り除き、冷蔵庫に入れて1時間ほど寝かす。

テキスト画像_料理工程03

調理工程03_冷凍フライドポテトを揚げる

冷凍フライドポテトを揚げる。

テキスト画像_料理工程04

調理工程04_天ぷら鍋まはた電気フライヤーを用意し、衣をまぶした魚の切り身をきつね色になるまで揚げる

天ぷら鍋または電気フライヤーを用意し、植物油を190度に熱する。魚の切り身の水気をよくふき、[2]の衣をまぶして4分ほどきつね色になるまで揚げる。

テキスト画像_料理工程05

調理工程05_お皿に盛り、カットしたレモン・モルトビネガーなど、お好みのディップを添える

[3]と[4]をお皿に盛り、カットしたレモン、モルトビネガーのほか、タルタルソースなどお好みのディップを添えて、できあがり。


お酢博士 赤野裕文さん

山口県出身。広島大学工学部醗酵工学科卒業。1979年、㈱中埜酢店(=ミツカングループの以前の社名)に入社し、食酢の基礎研究やマーケティング、商品開発など食酢に関わるさまざまな分野を担当。2016年に㈱Mizkanを定年退職し、現在は食酢エキスパート社員として食酢の啓蒙活動を行っている。

各国・郷土料理研究家 青木ゆり子さん

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、世界の料理レシピ・ライブラリー&サロン運営。
2000年に世界の料理総合情報サイトe-food.jpを創設。エッセイスト、レシピ開発、食文化講師、シェフ等として活動。世界各地で取材した郷土料理の魅力を広め、食を通じた国際理解の啓蒙を目指す。2020年内閣官房ホストタウン事業 郷土料理講師拝命。主な著書「世界の郷土料理辞典」(誠文堂新光社)2020年

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